身体を冷やす生活習慣、服装、食生活、で自分の身体にトラブルを引き起こしていますね。
今日も生理痛、生理不順の女性。
1か月前に来店されて、温活と身体を温める婦人宝をお湯割りでほっとで飲むようにアドバイスされた方、
調子がよくなったと来店されて、また婦人宝を買われていかれました。
違いのわかる漢方(婦人宝と芎帰調血飲第一加減、当帰芍薬散との違い)
婦人宝が大変好評をいただいております。
甘すぎないシロップ剤(液剤)で、ドリンク感覚で続けやすいということでしょうか、
男性にもご愛用者がいらっしゃいます。
女性の健康は月経と密接につながっています。
月経が正常な婦人には、病人があまり見当たりません。
婦人宝は9種類の配合生薬から、十全大補湯のような気血両虚証に用いる処方と考えられます。
特に主薬・当帰の量(全体の7割)は卓越していて、補血を主とした気血双補の方意があります。
補血剤は「血虚」を治す処方で、血の量的不足を改善するものですが、貧血を改善するには弱い。
貧血となると漢方の病理では、気血両虚証なので、補気薬が必要となります。
よって婦人宝が良いわけです。
貧血にさらなる効果アップをはかるには、玉屏風散(補気薬の黄耆が主体)
などを併用すると最適です。
◎芎帰調血飲第一加減との違い
また、血の病態として「瘀血」があります。
瘀血は「血虚」と違って、血が不足しているのではなく、働きのない古い血が体にたまって、
正常な血の働きまで妨げている状態です。
この2つの病態に用いる処方について、月経不順や不妊症などに使うときの鑑別をすると、
下の表のようになります。
婦人宝(9味) → 四物湯が中心 → 血虚と気虚 → まず血虚を治す
芎帰調血飲第一加減(21味)
→ 桃紅四物湯が中心(四物湯に逐瘀行血の桃仁、紅花を加えている。
→ 瘀血と気滞 → まず瘀血を治す
月経のトラブルとして、婦人宝は血虚タイプなので、月経後痛(月経後に調子が悪い)であり、
瘀血タイプの芎帰調血飲第一加減は月経前痛(月経前に調子が悪い)という特徴があります。
また、不妊症に使う場合、婦人宝はベースに貧血・冷え症があり、
女性ホルモンが少なく充分に働いていない女性によく使われます。
一方、第一加減は、子宮や卵巣にトラブル(瘀血)があって、子宮内膜症や卵巣嚢腫、
PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)などの病気が妊娠を妨げている女性によく用いられます。
◎当帰芍薬散との違い
最後に、婦人宝と同じ病態である血虚の代表薬である当帰芍薬散との違いについて述べます。
月経のトラブルとしては、同じ血虚なので、月経後痛が特徴ですが、不妊症に関しては、若干の違いがあります。
当帰芍薬散には血虚の生薬以外に、利水の薬能がある生薬が含まれています。
女性は妊娠するとお腹に胎児を抱え、胎児の分まで栄養しなければならないため、
かなりの負担が母体にかかります。
特に水分代謝に影響が出ると妊娠中毒症(むくみ、高血圧)やつわりなどで母体が不安定になるため、
安胎作用を目的にしたのが当帰芍薬散です。
一方、婦人宝には血虚以外に補気の生薬まで加味されており、
貧血・冷え症には当帰芍薬散よりさらに
パワーアップされています。子供ができない女性に、
子供ができるまでしっかり飲んでいただくのが
婦人宝です。妊娠したらそれを維持するために当帰芍薬散に切替えます。
婦人宝 血虚と気虚貧血、冷え症 (妊娠前)
当帰芍薬散 血虚と水滞妊娠中毒症 (妊娠中)
そして温活、
夏場ほど温活が大切です。
お白湯習慣、40℃の入浴習慣、特に汗をかいたらシャワーではなく
お風呂につかることが大切ですね。
温活は必要不可欠なんです。
温活を欠かさない事が大切です。
お白湯習慣、40℃の入浴習慣、そして歩きですね。
血液さらさらで病なし、身体を温めると病気は治る。
温活か大切ですね。年中温活(入浴、ショウキ温灸等)が大切です
お白湯習慣、朝起きたらお白湯を200ml飲んで、
空の胃腸をシゲキしましょう。
もちろん1日中お白湯習慣(飲み物は温かい飲み物に)
化学医薬品は化学医薬品を呼ぶ。
薬が薬を呼び、薬漬けから身体を潰します。
詳しくはモリタニ薬店へお気軽にご相談くださいね。
お買い物もモリタニ薬店で。
ご相談はHPのメールアドレスよりご相談ください。
http://ameblo.jp/0473248970/(ブログ)
店内でショウキ温灸の無料体験も出来ますよ。