温活
意外かもしれませんが、夏場になるほど温活は必要なんです!

冷蔵庫、エアコン…文明の力が実は身体をダメにしています。
脱冷蔵庫・脱エアコンが必要なのです。

まずは冷えが何故良くないのかをまとめていきたいと思います。

「風邪は万病の元」といいます。この風邪とはいわゆる「カゼ」ではなく「ふうじゃ」と呼びます。
風にあたり身体が冷えるとあらゆる病気の元になるということを言った言葉です。
このように冷えがあると病気になりやすいことは、大昔から言われていました。

さて、冷えが万病の元というのはなぜかというと、
まず考えられるのが免疫力の低下です。

体温が一度下がると免疫力が30%ダウンすると言われます。
免疫は身体の外から入ってくる細菌やウィルスをやっつける働きとともに、
体の中で出来た老廃物を除去する働きがあります。

簡単に免疫力が下がるとどうなるかというと、私はいつもたとえで川を考えて下さいといいます。
川で、浄化する能力が高いところであれば清流のようにキレイに流れていきます。
しかし川の中にゴミが増えてきたうえに浄化する力が弱くなれば、川はどんどん濁っていき腐敗し、
悪臭を放っていきます。どちらが健康的に見えるでしょうか。

もちろん清流のようにキレイな流れが出来たほうが良いですよね。

ここでいう川とは体の中の血管であり、リンパであり、組織液、細胞質のことです。
浄化する力が免疫力です。

免疫を働かせる為に
必要な体温=理想の平熱は36.55~37.23℃
では、免疫力を高めるにはどうすればいいのかというと、

今回のテーマでもある身体を温めるということです。カゼをひくと、体温が高くなりますよね。

これは体温を上げる事で免疫の働きやすい環境を作り、
外から入ってきた細菌やウィルスを早急に撃退するという意味があります。

しかし、最近では平熱が35度台という方も多くおられます。
理想の平熱は36.55~37.23℃と言われます。

これから体温が下がっていくとその分だけ、免疫の働きが悪くなっていくのです。
免疫には酵素も関係している
免疫には実は酵素も関係しています。

例えば有名な物としては、鼻水に含まれるリゾチームです。

これはタンパク質分解酵素で外から来る細菌などを溶かす働きがあります。
また酵素は細胞の中でも働き、古くなったタンパク質や器官、酵素などを
分解し再利用する働きがあります。

この酵素も体温がとても大事で、体温が下がることで働きがガクッと下がってしまいます。
冷えると活性酸素が増えやすい!

以前も触れた活性酸素ですが、冷えると活性酸素が増えやすくなります。腸相も悪化。

活性酸素を出す1つにミトコンドリアがあります。
ミトコンドリアは体の中でエネルギーを作り出し、
様々な生命反応を支えるのに大切な働きがあります。

このエネルギーを作る時に副産物として活性酸素が出てきてしますのです。ですが、
活性酸素はSODという酵素の働きで無毒化されるような対策が体の中では用意されています。
問題は冷えがあると、酵素の働きが悪くなるのでSODの働きも下がる傾向にあります。

また細胞内にあるミトコンドリアも古くなるとエネルギーは作る力が下がり、
逆に活性酸素が出来やすくなるといわれています。
冷えは不妊にも影響する

冷えは免疫力が下がり、感染症や老廃物が溜まるだけでなく、
それから不妊になりやすい体になると言われています。

身体が冷えるとまず生命維持をするために体は最も大切な心臓や脳へ血流を集中させるように
働きます。そうすると末梢の血液循環が悪くなっていきます。
子宮や卵巣も自分の生命を保つ上では順位は低いので、体が冷えることで循環が悪くなります。
これにより血流に運ばれて働くホルモンの働きが悪くなり、
卵子や子宮内膜に悪影響を与えることになります。

生理痛がないのが当たり前(鎮痛剤×)。冷えがあると生理痛も起こります。

冷え対策として有効なショウキ温灸・三井温熱治療器
冷え性対策として有効な手段としてまず安価でもあり、温灸をおススメしています。
温灸の良いところはお灸のように強い熱さはなく気持ちいと感じる程度の温度になると
いうところです。