睡眠時無呼吸症候群(SAS)は治るのか?

睡眠時無呼吸症候群(SAS)は治るのか?

『睡眠時無呼吸症候群(SAS)は養生次第で改善する病気です。

一般的には病院で指示された治療機器の在宅療法と平行し、

SASを誘起するリスクも根気良く漢方療法で取り除きましょう。』

睡眠時無呼吸症候群(SAS)へのアプローチ】

睡眠時無呼吸症候群(SAS)で亡くなることはごくまれですが、

放置すれば、将来の合併症が怖い疾病です。

(まずは高血圧。次に虚血性心疾患や脳卒中が挙げられます。)

現実的には例えば換気停止(無呼吸)がさほどみられずとも、

同類の臨床症状を呈する呼吸障害が事例が多くある模様です。

例えば、単独の「高度のいびき」や「歯ぎしり」なども包括的に

睡眠時呼吸障害の一群に入れられるようです。

【睡眠時無呼吸症候群(SAS)のメカニズム】

入眠時には人間必ず多少なりとも気道は狭窄するため(特に東洋人の骨格)

仰臥時には舌根や軟口蓋が沈下して気道が狭くなります。

横向きに寝ますか?

でも肩がこる。(笑)

このため、健康人でもごく自然な現象ではあるが普通は寝入りに軽いいびきを生ずるのに

不思議はありません。

しかし、睡眠時無呼吸症候群のうち、閉塞型のケースでは、咽頭部による閉塞が起こります。

つまり気道が過度に狭窄すると、吸気道の陰圧で特に閉塞が起きやすいとされます。

過度に狭窄する原因としては、まず筆頭が「肥満(標準体重の20%以上~)」。

次に「加齢(40代~)」そして「扁桃肥大や鼻閉(鼻茸など)」、

さらに「飲酒」などが主な要因とされているようです。

加齢はともかく、アルコール好きの方には、いきなり断酒とは言いませんが、

まずは日々の晩酌を中止して頂きます。

もし併せて肥満体であれば同時にダイエットは当然ですね。

鼻の疾病や慢性的な扁桃腺炎も治療の対象となります。

【睡眠時無呼吸症候群(SAS)の発覚と病院治療】 睡眠時無呼吸症候群(SAS)の特徴として、

特に独身者、又は一人住まい(単身赴任とか)の場合は、

発見が遅くなり進行しているケースが多いようです。

例えお隣で寝ているご家族がいたとしても、全然気付かれない?

ケースもあるようで、世の中さまざまですね。

おかしい?と思ったら・・まずは専門病院で検査入院と相成ります。

ポリグラフィーであちらこちらをペタペタ貼って一泊すれば、

精神的に「もう御免」とたいていはダイエットされたり、

アルコールや水分過多は控えるのが人情というものです。

ダイエットをしようとする方も当然食べ過ぎ・だらだら食い・

体を冷やす食べ物・飲み物(40℃以下)を控えるのは当たり前になります。

そして、予想通り・・・正式に睡眠時無呼吸症候群(SAS)を受けたら、

SASの治療器を導入します。

もちろん在宅での治療です。

機器はレンタル又は購入で、おすすめはレンタルですね。

(買うと医療機器ですので高額です。)

「シーパップ」装置を装着して寝る療法が一般的です。

一定陽圧で空気を送り続ける固定CPAPと気道の閉じ具合にあわせて圧力を変化させる

オートCPAPがあり、とても有効な治療方法と言われています。

ただしこれだけでは対症療法なので体質改善が根本治療になります。

漢方療法

《肥満対策》やせている方はもちろん必要ありません。

・肥満体と診断を受けたら、なんとしても無理のないダイエットを心がけましょう。

糖尿病ならなおさらダイエット・糖質制限は大切です。SASへの効果はあがります。

■防已黄耆湯 水太り肥満、関節痛もある場合

■防風通聖散 肥満し便通もよくない場合

《蓄膿、扁桃腺炎、鼻閉への対策》特にいびきの高度な方。

※これらの疾病またはその傾向の無い方には不要。

■荊芥連翹湯(けいがいれんぎょうとう) 体力中等度以上で,皮膚の色が浅黒く,

ときに手足の裏に脂汗をかきやすく腹壁が緊張しているものの次の諸症

:蓄膿症(副鼻腔炎),慢性鼻炎,慢性扁桃炎,にきび

《アルコール対策》

■こちらは当人様の意思次第。もっともご家族らのご協力も仰ぐものです。

■過度な飲酒を継続している限りは、当疾病は絶対に治癒しないものとお考え下さい。

(これは100%医師から指摘を受けます)

また水分過多・腎機能の弱さで水分代謝が悪い(水毒症)と、

首から上の穴に炎症が生じ咽頭部による閉塞が起こります。

お痩せになっていて、蓄膿、扁桃腺炎、鼻閉などの疾病は有せず、

さらにアルコールも一切やらない主義の方は?

気・血・水のバランスが崩れてしまっている状態。私見ですが不眠だけではなく、

特に気鬱の傾向が長期継続されている方にSASが多発しているように思います。

仕事がうまくいかない、私生活でなんらかのトラブルを抱えているなどストレスが過重となり、

就寝時には浅眠・多夢、日中は嗜眠傾向を繰り返し、

さらに運動不足も加わると睡眠障害が長じて無呼吸症を頻発・再発の経験から感じております。

従来から日本人の顎の骨は比較的小さく、気道閉塞を誘起しやすい骨格と言われていますが、

ただそれだけではなく、心身バランスの崩れからも要因することがあると考えます。

神経の高ぶりを和らげ、夜間入眠しやすくする漢方薬をおすすめしています。

もちろん、上記疾病を有し、他の漢方療法を実施されている方にも補足的におすすめです。

特に帰脾湯での改善例が多いと思います。

■帰脾湯 眠りが浅く、夢をよく見て、夜間によく目が覚める。昼間眠くて困る方。

■抑肝散加陳皮半夏 神経が高揚し、特に歯ぎしりなどは有効。過敏体質の方に。

体力中等度をめやすとして,やや消化器が弱く,神経がたかぶり,怒りやすい,

イライラなどがあるものの次の諸症

:神経症,不眠症,小児夜なき,小児疳症(神経過敏),歯ぎしり,更年期障害,血の道症

■さてここで、平素は仕事バリバリ人間、ようするに、仕事に没頭するタイプ仕事に走るというか、

責任ある立場の方に多いと思います。証としては「実証」タイプ。血圧高め。

このようなタイプの人がストレス過多になると睡眠時にいろいろと障害がでるようです。

当初は寝言、いびき、そして呼吸障害と進行いたします。

当疾病の特徴として特に胸脇苦満(きょうきょうくまん)が多いと思いました。

症状が進行すると胸のこわばり、さらに両肩から肩甲骨にまでその硬さが及ぶこともあります。

腕が上へ挙げにくい・・・と、

本人は自覚いたしますが、さして気にしない上衝も見られ、顔は赤ら顔の傾向が多いと思います。

このタイプでの睡眠時無呼吸症候群(SAS)は、かなり進行してしまう深刻な事例も少なくなく、

病院におけるシーパップなどの療法と平行して漢方療法をおすすめしています。

推奨処方は柴胡加竜骨牡蛎湯と1等級三七人参と40℃の入浴習慣です。

睡眠時無呼吸症候群(SAS)は養生次第で改善する病気です。

特に水分代謝を良くする、糖尿・肥満・アルコール過多等は水分代謝が悪く気道は

狭窄になりやすくなります。

寝る前にサメミロンを5カプセル。鼻にも中の液を垂らしてください。

寝る3時間前の1等級三七人参も自律神経バランスを整えて、

寝る前にぬるめの入浴で体を温めると血液の流れがよくなり効果が。

エアコンのかけ過ぎで冷えて毛穴が閉じ気道は狭窄に。

一般的には病院で指示された治療機器の在宅療法と平行し、

SASを誘起するリスクも根気良く漢方療法で取り除きましょう。

そして温活ですね。

温活なくして解決はしません。

年中温活(入浴、ショウキ温灸等)が大切です

お白湯習慣、朝起きたらお白湯を200ml飲んで、

空の胃腸をシゲキしましょう。

もちろん1日中お白湯習慣(飲み物は温かい飲み物に)

化学医薬品は化学医薬品を呼ぶ。

薬が薬を呼び、薬漬けから身体を潰します。

詳しくはモリタニ薬店へお気軽にご相談くださいね。

お買い物もモリタニ薬店で。

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ご相談はHPのメールアドレスよりご相談ください。

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